和装で海外挙式

すでに朝晩は寒いイタリアです。そろそろ冬時間になる時期が近づき、日も短くなります。

 

イタリアでは現地の人からよく、「日本人はイタリアで結婚式をするときに着物を着るのか?」と聞かれます。ほとんどの方はウエディングドレスで挙式されますが、時々和装で行われる方もいらっしゃいます。その場合は振袖の方が多く、ご家族は留袖や訪問着をお召しになります。

たまに、白無垢と色打掛の花嫁さんもいらっしゃるのですが、日本から持参されるのは、それはそれは大変なので振袖が多いのは納得です。

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こちらは、フィレンツェの市庁舎(赤の間)で挙式されたカップル。新郎新婦の和装着付けを担当いたしました。白無垢はとても素敵ですが、鮮やかな色打掛を見たイタリア人たちは、あまりの豪華さに写真を撮りまくっていました。白無垢や色打掛の場合は着物を持たせて差し上げないといけないので介添えが必要です。

振袖も同様、非常に鮮やかで素敵なので2メートルごとに写真を撮られているような状況です。

イタリアの街並みをバックに着物で挙式、目立ちますが風情があってとても素敵。ウエディングドレスで式をしたあとにお食事会をお着物、というパターンも。特別な日に、日本の素晴らしい「文化」をイタリア人に「披露」されるのも粋です!イタリア人は、日本人の着物姿がとても好きです。現地で祝福の嵐になること間違いなし!です。

 

 

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